妊産婦・乳幼児がいる家庭の災害用品リスト——大人の防災セットに足す12品
防災リュックは用意してある。でもその中身、赤ちゃんや妊婦さんの分まで入っていますか?
災害時、おむつやミルクは支援物資の中でも特に手に入りにくくなります。この記事では、政府広報オンラインの「災害への備え」で挙げられている妊産婦・乳幼児向けの用品をベースに、大人用の防災セットに「足すべき物」を整理しました。家族で分担して備える方法まで紹介します。
大人用セットに足す12品
水(1人1日3L)や食料、簡易トイレといった基本の備えは大人と共通です。その上で、妊産婦・乳幼児がいる家庭が追加すべき物を政府広報の推奨からまとめました。
- 母子健康手帳・診察券・マイナ保険証(母子手帳は普段から持ち歩く習慣に)
- 常用薬・お薬手帳
- 抱っこ紐(両手が空く。ベビーカーはがれきの中では使えないことも)
- 粉ミルクまたは液体ミルク・哺乳瓶などのミルクセット
- 離乳食(大人の食事からの取り分けも想定しておく)
- スプーン・紙コップ・キッチン用ラップ(哺乳瓶が洗えない時はコップで飲ませる)
- おむつ・お尻ふき・清浄綿・ガーゼ
- 授乳用ケープ(避難所ではプライバシー確保が難しい)
- 子どもの着替え・靴・防寒具
- ビタミン剤などの栄養補助(妊産婦向け)
- 生理用品・尿漏れパッド
- お気に入りのおもちゃやお菓子(心のケアも立派な備え)
「量」の考え方——ローリングストックが最強
おむつやミルクは成長に合わせてサイズ・種類が変わるため、防災用に別で買って寝かせておくと、いざという時にサイズアウトしています。
そこで政府広報も勧めているのが「日常備蓄(ローリングストック)」。普段使っている物を少し多めに買い、使ったら買い足す方式です。おむつは常に1パック余分に、ミルクは1缶(または液体ミルク1箱)余分に——これだけで約1週間分の備えになります。賞味期限・サイズの定期確認も忘れずに。
家族・グループで「誰が何を備えるか」を見える化
妊産婦・乳幼児の備えは品数が多く、1人で完璧に揃えるのは大変です。夫婦や祖父母、ママ友グループで「誰が何を持っているか」を共有しておくと、災害時に助け合えます。
もってこの「じぶんで作る」テンプレートでこの12品のリストを作り、家族で共有しておけば、買い足し担当や保管場所の分担がひと目で分かります。年に2回、防災の日(9月1日)と3月11日に見直すのがおすすめです。
この記事のまとめ
- 大人用の防災セットに「母子手帳・ミルクセット・おむつ」など12品を追加
- 哺乳瓶が洗えない時はスプーン・紙コップ・ラップで代用できる
- おむつ・ミルクはローリングストック(多めに買って使ったら足す)が最適
- 家族で「誰が何を備えるか」をリスト化して共有しておく
- 出典: 政府広報オンライン「災害への備え」